2009年11月11日

伝えるということ

会社で身体調整の研修がありました。こうして会社の仕事に関われるのは残り4日間しかありませんが、いつも通り遊びながら学んでもらいました。

身体調整は相手の身体に何らかの作用を及ぼす手段です。調整をする側がたいていの場合、手を通じて相手に力を伝えますが、調整する側の人が勝手に運動しているだけで「相手には伝わっていない」ことが多々あります。

本来、身体調整では相手に力が伝わるはずなので、調整する側の身体に負担がかかるものではありません。それが『運動』になっていると負荷が相手に伝わるのではなく、自分に返ってきてしまいます。ですから疲れてしまいます。

「体力をつけよう」という目的で運動をしている人は、自分に負担をかける傾向にあります。それが目的なのですから良いのですが、相手に力を伝えるとなると『運動ではなく連動』していなければなりません。

研修ではほとんどの人が運動になっていましたが、約3時間の研修を続けているうちに、『自分は運動をしていた』ということに気付き、『実際に相手に力を伝えられるようになった』ことを実感してもらえました。

この実感とは本人の思い込みではなく、身体調整を受ける側の体感を伴うものですので、それは実際だと言えます。カッコ良く踊っているつもりになっていたり、パンチやキックを打っているつもり(本人の思い込み)になっているのではありません。

身体調整の研修でお伝えした『身体の使い方』が実際になってくると、相手に伝わる踊りであったり、相手に伝わるパンチやキックなどにも応用することが可能です。

相手と繋がるには「相手を感じる(感じている)」ことが必須となります。その繊細さの度合いがパフォーマンスにも大きく影響します。もちろん、普段から自分の身体を感じる訓練をしていない人が、相手に作用を及ぼすことはありません。

ただ、体力の度合いだけで相手に力を伝えるのだったら、女性は男性よりも全てにおいて劣ってしまいます。ですので女性は男性よりも繊細で感度が高い傾向にあり、男性よりも『合理的な身体の使い方』ができている人が多いです。

これらは、リアルな場で実際に身体を通じて身体で感じていただかないと理解することはできないでしょうが、相手に力を伝えるような活動をされている方は、普段から「自分の身体がどうなっているのか」を認識することから始めていただきたいと思います。


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posted by 魂はパーソナルトレーナー(山崎真吾) at 22:11| ◆伝えたいこと 【身体・健康】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月09日

観察者効果と意識

まず、最初に断っておきますが、あまりおもしろい内容ではありません。

最近、マッサージ屋によく通いますが、その前に「マッサージに行こう」という意思があります。

すると、今まで見えなかったマッサージ屋が、僕の目の前に現れるんです。もちろん、それらの店舗は以前から存在していましたが、僕が意識したことによって見えるようになりました。

こんなことはよくあることで、「いつも目にしているお茶碗の柄を絵に描いてください」と言われても、お茶碗の柄を意識したことのない僕は絵が描けません。

人は意識したものだけ見えているということを物理学用語で観察者効果と言いますが、身体のことも同じことが言えます。

抽象的な表現に聞こえますが、「背骨を感覚する」ということも「背中を感覚しよう」とするのは抽象的であって、地面と背中が触れているのは実際です。寝ころんでいる時、「背骨を感覚する」という意識があれば、実際に感覚していることがわかるのです。

意識がなければ背骨が地面を感じていることに無頓着であり、自分の身体で何が起こっているのかが不明確となります。

「不明確でもいいじゃないか」と言われるかもしれませんが、単純動作だけを行うのであればそれでも構いません。人間は動物に不可能な複雑な動作を行うことが可能ですが、複雑な動作を行う際には自分の身体で何が起こっているのかを認識する必要があります。

指先を繊細に動かすピアニスト、巧みなバットコントロールが可能なイチロー選手、背骨一つ一つを動かせるハンマー投げの室伏広治選手らは、自分の身体で何が起こっているのかを認識されています。

もちろん認識ですから事後報告のようなもので、敢えて意識にあげるという意味ではありません。

意識という言葉の解釈は難しいと思いますが、意識とは抽象的なものだけではなく、色んな側面があるのだということを書いてみました。


posted by 魂はパーソナルトレーナー(山崎真吾) at 03:41| ◆伝えたいこと 【身体・健康】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月07日

フィットネスビジネスとパーソナルトレーニング

今日は11月21日(土)に開催する『“自立を目指す”フィットネスビジネスプラン構築セミナー』講師の魚井幸生さんとお会いしてきました。

僕は身体の専門家ですので、身体や健康、スポーツ、ダンス等について興味を持っている人にはありがたい存在だと思います。

それと同じようにビジネスや将来について興味のある僕は、魚井さんの存在はありがたい存在です。

ビジネスを成功させるための理論は数え切れない程存在しています。でも、自分に当てはめた場合ほとんど成功できないのが実際です。その理論は僕に対してのアドバイスではなく、一般論が書いてあるだけで、どのステージの人へ向けたアドバイスなのかが明確ではないからです。

ですから、ビジネス書やテレビ番組に出演されている方の発言を鵜呑みにするのではなく、その根幹である考え方、その人の人生哲学を抽出して参考にしています。

ビジネスとして具体的に何かの行動を起こしたい場合、自分に合わせたアドバイスがもらえる魚井さんの存在は非常にありがたいです。一度や二度、話を聞いたりレクチャーしてもらっただけでは自分の身にはなりませんので、パーソナルトレーニングを受けるように、お金を支払ってビジネスを学ぶことにします。

その情報やアドバイスの価値がわかるのでお金を支払うのですが、自分の商品の価値をお伝えする方法、場所、対象者etc...
素人の僕も工夫してみましたが、うまくいきません。

ピッチングの球速アップにしてみても、天性の才能がある人はアドバイスが必要ないんでしょうけど、僕のような凡人が球速アップするには武道から得た身体の使い方をヒントにして、自身で『球速アップの為の身体の使い方』を研究してきました。

指導する際には武道をやってもらうのではなく、その競技などに必要な要素だけを抽出しているので『最短距離』で結果を出してもらえます。ですから、僕が指導することには価値があると言わせてもらいます。

『身体の使い方』とは、ダイエットにしても、痛めない身体作りにしても、スポーツ等の専門競技にしても、共通して必要な要素です。その要素を習得していただくことが僕の指導の根幹となりますが、ダイエット、痛めない身体作り、球速アップにしても、自身で結果を出してきました。

指導の面でも少数ではありますが、相手に応じて必要な要素を抽出して指導させていただき、パフォーマンス向上や悩みの改善に繋がっておられます。

それらをどう伝えるのかを学ぶことにします。


posted by 魂はパーソナルトレーナー(山崎真吾) at 03:12| ◆伝えたいこと 【全般】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする