2009年07月02日

渡辺満里奈『ピラティス道』を読んで

遅ればせながら、渡辺満里奈『ピラティス道』を読みました。ジョセフ・ピラティス氏の歴史や哲学にも初めて触れることができたのですが、記事によると奥さん(クラーラ)と協同して作り上げたメソッドだと書いてありました。

ジョセフ・ピラティス氏(通称ジョー)は看護師だと聞いていたので、多少の先入観を持っていましたが、僕が勝手に想像していた方とは全然違うようです。

例えば、ピラティス氏のこんな記事をご覧ください。

「ただ息を吸ったり吐いたりするように言うだけでは何の役にも立たない。正しい呼吸法を学ぶことは、ふつうの人が思っているより、はるかに難しいことなのだ。おまけに正しい呼吸法の技術を理解し、それを他人に教えられる指導者が少ない」

また、記事にジョセフ・ピラティス氏の直弟子であるロン・フレッチャー氏へのインタビュー記事があったのでご覧ください。

「ロンによると、ジョーは天才だけれど、コントロロジーの動きの精細さや本質を伝えてくれたのはクラーラだった、ということです。ロンが呼吸の方法についてジョーに訊ねたときにも、ただ“空気を吸って、吐け”とぶっきらぼうだったそうで(苦笑)」とあります。

これを読んで「おもしろい人だな」と思いました。それは、「言ってることが違うやん」ではなく、相手のレベルや状況に応じて臨機応変な発言をされていたという点です。

ジョセフ・ピラティス氏の伝えたいことがそのまま継承されていたら、ピラティスも一時的なブームで終わることなく、歴史に名を残すメソッドになるのでしょうね。


posted by 魂はパーソナルトレーナー(山崎真吾) at 22:54| ◆学習 【BOOK REVIEW】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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